完全国産でお客様”ファースト”なHVLSファン「THE FIRST FAN」

「THE FIRST FAN」の最大の特徴は、完全国産のHVLSファンであることです。もともとHVLSファンはアメリカが発祥で、アメリカから世界に広がっていった機器であり、現在も多くの製品は原産国がアメリカや中国、韓国などとなっています。

そのため日本の環境や建物の特性などを考慮して設計されたものではなく、サイズが大きく重かったり耐震性が低かったりと不安要素も少なくありませんでした。その点「THE FIRST FAN」は、もともと板金加工や溶接などをメイン事業としている西田技巧が、自社で保管するアルミ素材の結露対策のため独自に開発しはじめた製品です。

もちろん日本特有の気候や耐震性などに配慮した安全設計となっており、実験にてあらゆる場面を想定し、データを取得したうえで開発を行っています。そのうえで、震度7相当の揺れでも緩まない部品を採用し、重心がぶれず安定稼働できる特許技術で長寿命化を実現することができました。だからこそ安全性や信頼性が高く、日本の建物に適したHVLSファンであるといえるのです。

「THE FIRST FAN」は人が心地よいと感じる風を追求して開発されたHVLSファンであり、空気を効率よく循環させ、隅々まで快適な空気環境を整えるという性能を持っています。そのためこれまでの空調設備でありがちだった、同じ建物内でも場所によって温度や湿度が異なる、電気代が高い、湿度の調整が難しいなどといった課題を解決してくれます。

実際に空調電力を約12％以上節約したという実績もあり、湿度についても6%下げられることがデータ上で確認できています。そして消費電力が少ないということは、ランニングコストを抑えることや、排出するCO2の削減などにもつながります。

そこにいる誰もが快適に過ごせる空気環境を整える設備でありながら、コストや環境にも配慮したHVLSファンが「THE FIRST FAN」なのです。

100％国内で設計・製造されている製品だからこそのメリットもあります。それは、万が一のトラブルの際にも迅速に対応してもらえることです。

とくに海外製品はお問い合わせの時点から時間がかかり、なかなか対応してもらえないということは珍しくありません。その点西田技巧であれば、不安があった場合にすぐに相談でき、スピーディに対応してもらうことができます。

そして、板金加工や溶接をメイン事業としている西田技巧だからこそできるのが、オーダーメイドの取付です。クレーンがある工場や、梁下の高さが狭い場所でも柔軟に取付できるので、構造などの関係でHVLSファンを諦めていた場所でも、設置できる可能性が広がります。

さらに「THE FIRST FAN」は、羽にアルミ素材を使用し、中空翼で軽量化を実現しているHVLSファンです。そのため本来であれば設置に必要だった大掛かりな足場も必要なく、高所作業車で設置ができることから安全に、かつ費用を抑えて設置することが可能です。