更新日:2024/12/05

おすすめのHVLSファン(大型シーリングファン)5選をご紹介します!

工場や倉庫といった広い室内の空気を効率よく循環させたい場合や、大量の風を循環させたい場合には、HVLSファン(大型シーリングファン)の利用がおすすめです。

しかし、HVLSファンは日本においてはまだ馴染みが薄く、それぞれのメーカーや輸入・販売代理店が取り扱う製品の特徴もさまざまなので、導入を検討する際、

  • どの製品を利用すればよいのか?
  • どんなHVLSファンがあるのか?
  • 選ぶ際に何に気をつければよいのか?
  • といった疑問や課題が生まれると思います。

    そこで当サイトでは、HVLSファンの導入を検討している方の疑問や課題解決に役立つ情報をまとめてご紹介しています。

    安全性やサポート体制など、こだわりで選ぶおすすめのHVLSファンや、HVLSファンを導入するうえで知っておきたい情報のほか、WEBアンケートを通じたHVLSファンへのイメージ調査や、導入した企業からの口コミ・評判についてもまとめてご紹介しています。当サイトの情報を参考にHVLSファンを導入し、快適な室内環境・労働環境を提供しましょう。

    pickupアイコン おすすめのHVLSファン(大型シーリングファン)3選

    THE FIRST FAN(西田技巧)

    THE FIRST FAN(西田技巧)のアイキャッチ画像 引用元:https://thefirstfan.jp/
    • 完全国内製造
    • 重心がぶれない特許技術
    • 人が心地よいと感じる風を追求

    国産ならではの高い耐震性・安全性。工場扇50台分の風量を3台分の消費電力で実現!

    ビッグアスファン(豊田通商)

    ビッグアスファン(豊田通商)のアイキャッチ画像 引用元:https://www.bigassfansjapan.com/
    • 少ない台数で広い空間に対応
    • 屋外使用可の製品あり
    • 170か国以上に広まり

    米国発北米ナンバーワンシェア製品を豊田通商が輸入総代理店として日本に導入

    スマイルファン(五常)

    スマイルファン(五常)のアイキャッチ画像 引用元:https://smile-fans.jp/
    • 自社施工
    • 全国6か所にショールーム
    • モーターに逆回転機能を標準搭載

    消費電力は初代から30%削減達成!最新モデルは超薄型EVモーターを採用

    投稿一覧アイコン【場所別】おすすめのHVLSファン(大型シーリングファン)

    【基本情報】HVLSファン(大型シーリングファン)とは?

    【基本情報】HVLSファン(大型シーリングファン)とは?

    HVLSファンとは、天井に取り付ける空調設備のことで、ゆっくりと羽を回して空気を循環させるのが特徴です。家庭用の大きさのものはシーリングファンと呼ばれますが、大きな空間で使われるものは大型シーリングファン、またはHVLS(=”High Volume Low Speed”「大風量低速回転」)ファンと呼ばれます。

    大きさや重さについて

    HVLSファンの大きさは幅が400cm~700cm、高さが70cm~300cmとかなり大きなものも存在します。重さは大きさによって変わりますが、70kg~200kg程度です。メーカーによって羽の長さを細かくカスタマイズできるケースもあります。

    空気を循環させ暑さ・寒さを和らげる

    HVLSファンは空気を循環させ、暑さ・寒さを和らげる効果のある設備です。大きな羽を回転させながら空気を撹拌させるため、面積の広い工場内や倉庫内でも効率的に空気を循環し、エアコンの空気を隅々に届けてくれます。

    工場内や倉庫内は、場所によって温度に差が生まれやすく、同じ室内でも快適に過ごせる場所とそうでない場所に分かれてしまうことも珍しくありません。そういった事態を防ぎ、室内のどこにいても快適に過ごせるようにしてくれるのが、HVLSファンなのです。

    低電力で大風量

    HVLS(=”High Volume Low Speed”)ファンは大きな羽を有しているため、その名の通り、低速回転でも大量の風を生み出すことができます。メーカーや製品によっても異なりますが、業務用の扇風機を何台も稼働させるより低電力であり、かつ効率よく空気環境の改善ができるのです。

    具体的にHVLSファンの消費電力は1,000W~1,500W程度の製品が多く、家庭用の電子レンジが1,300W前後、ヘアドライヤーが1,000W前後であることを考えると、かなり低コストで稼働できることがわかります。

    ずっと付けていても気にならない静音性の高さ

    HVLSファンは大風量でありながら、とても静かであるという特徴もあります。業務用の扇風機などは動作音が大きいため、複数台を稼働させるとうるさく感じてしまうこともありますが、HVLSファンならそのような悩みを感じることもありません。

    以上のようなことから、HVLSファンはこれまでの空調設備から一歩進んだ新しい世代の空調設備であるといえます。これから工場や倉庫に空調設備の導入を考えているのなら、ぜひHVLSファンを検討してみてはいかがでしょうか。

    POINT

    大風量で効率的に工場内や倉庫内の空気を循環してくれる

    静音性が高くコストにも優れている次世代の空調設備

    性能で選ぶHVLSファン(大型シーリングファン)のアイコン おすすめのHVLSファン(大型シーリングファン)

    THE FIRST FAN(西田技巧)

    THE FIRST FAN(西田技巧)の画像 引用元:https://thefirstfan.jp/

    THE FIRST FAN(西田技巧)のおすすめポイント

    • Point

      完全国内製造

    • Point

      重心がぶれない特許技術

    • Point

      人が心地よいと感じる風を追求

    国産ならではの高い耐震性・安全性。工場扇50台分の風量を3台分の消費電力で実現!

    THE FIRST FANの最大の特徴は、何と言っても「完全国産」であること。日本よりもHVLSファンが普及している海外からの輸入が多いなか、西田技巧は製造から販売までを担います。

    もともと板金加工や溶接をメイン事業に据えている西田技巧が、結露やサビが原因で材料を廃棄せねばならないという自社の問題を自らの手で解決しようとしたことに始まり、同じように悩める企業の助けになりたいと開発を進めたストーリーも魅力的です。「お客様ファースト」の発想で取付もほぼオーダーメイドで対応するなど、マインドからもメイド・イン・ジャパンを感じられます。

    THE FIRST FAN(西田技巧)の基本情報

    性能データ・体感温度4℃減(夏期)
    ・空調電力12%以上節約
    ・湿度6%減
    ・40dBA台の静音性(ファン直下6mの場合)
    製造元株式会社西田技巧
    岐阜県美濃加茂市あじさいヶ丘1-5
    販売元同上
    問い合わせ方法メールフォーム、電話、FAX
    TEL:0574-28-7507(平日9:00〜17:00)

    THE FIRST FAN(西田技巧)の設置事例

    ビッグアスファン(豊田通商)

    ビッグアスファン(豊田通商)の画像 引用元:https://www.bigassfansjapan.com/

    ビッグアスファン(豊田通商)のおすすめポイント

    • Point

      少ない台数で広い空間に対応

    • Point

      屋外使用可の製品あり

    • Point

      170か国以上に広まり

    米国発北米ナンバーワンシェア製品を豊田通商が輸入総代理店として日本に導入

    ビッグアスファンは北米ナンバーワンシェアを獲得しているブランドです。輸入総代理店である豊田通商は自動車分野に強みを持つ総合商社。アメリカに赴任した駐在員が自動車メーカーや部品メーカーの工場で超大型ファンを目にし、導入に至りました。天井からの気流を斜め45度で放射し広範囲まで拡散させることのできる特許「ウイングレット」が特徴です。

    ビッグアスファン(豊田通商)の基本情報

    性能データ・上下空間の温度ムラを最大11℃から3℃まで縮小
    ・快適温度までのアイドルタイムを最大180分から45分に短縮
    製造元Big Ass Fans Company(ビッグアスファンカンパニー)
    アメリカ合衆国ケンタッキー州レキシントン市
    販売元豊田通商株式会社、豊通ファシリティーズ株式会社
    問い合わせ方法メールフォーム、電話
    TEL:052-777-5768(土日祝・年末年始休業)

    スマイルファン(五常)

    スマイルファン(五常)の画像 引用元:https://smile-fans.jp/

    スマイルファン(五常)のおすすめポイント

    • Point

      自社施工

    • Point

      全国6か所にショールーム

    • Point

      モーターに逆回転機能を標準搭載

    消費電力は初代から30%削減達成!最新モデルは超薄型EVモーターを採用

    スマイルファンは五常が製造から施工までを担っています。特に施工は日本全国どこでも対応可能で、確かな技術力を持つ専門の施工スタッフが迅速かつ丁寧に設置作業を行います。最新モデルの「SMILE FANS 3 EV」は風量25%アップ、消費電力30%削減など、常に発展を続けていることが見て取れます。

    スマイルファン(五常)の基本情報

    性能データ・ドライヤー1台の電力で扇風機60台分の風量
    ・3500m3の空気を5分で入れ替え
    製造元株式会社五常
    千葉県千葉市若葉区高根町1128-4
    販売元同上
    問い合わせ方法
    メールフォーム、電話、FAX
    TEL:043-228-3335(平日9:00〜16:50)

    スマイルファン(五常)の設置事例

    リボリューションファン(ジャロック)

    リボリューションファン(ジャロック)の画像 引用元:https://www.jaroc.com/products/environment/fan

    リボリューションファン(ジャロック)のおすすめポイント

    • Point

      レンタル相談可

    • Point

      運行速度を7段階で調節

    • Point

      複数台を同時コントロール可

    アメリカで50年以上産業メーカーとして実績のあるライトハイト社が手掛ける

    リボリューションファンは米国のライトハイト社が製造し、日本企業のジャロックが国内総販売元を担っています。月額利用が可能なレンタル販売プランを用意するほか、ダイレクトドライブ機構を使用した通常のリボリューションファンより低価格なラインナップも用意するなど、手軽にHVLSファンの導入を検討したい企業向けの施策が充実しています。

    リボリューションファン(ジャロック)の基本情報

    性能データアメリカで50年以上産業メーカーとして実績のあるライトハイト社が手掛ける
    製造元米国ライトハイト社
    販売元株式会社ジャロック
    東京都中野区中央2-59-18 ジャロックビル
    問い合わせ方法メールフォーム、電話
    TEL:0120-70-3810(平日9:00〜18:00)

    リボリューションファン(ジャロック)の設置事例

    SD-FAN(プレシード)

    SD-FAN(プレシード)の画像 引用元:https://www.preceed.co.jp/sdfan/

    SD-FAN(プレシード)のおすすめポイント

    • Point

      業界最長クラスの保証

    • Point

      中小企業に優しい導入コスト

    • Point

      軽量化で施工人員削減

    老舗日本メーカーの技術力とエレクトロニクス大国台湾の製品力とを兼ね備える

    SD-FANは30以上の特許を取得している台湾屈指のHVLSファンメーカー「Ama Tech社」の製品をベースに、日本企業のプレシードが心臓部である制御装置を1から国内設計・国内調達・国内組立した製品です。創業35年以上のモノづくりメーカーとして日本市場に不可欠な信頼性を保ちつつ、中小企業でも導入しやすいコストを実現している点が特徴です。

    SD-FAN(プレシード)の基本情報

    性能データ・通常運転時騒音40dB以下
    ・1300m2に風を届ける
    製造元株式会社プレシード
    熊本県上益城郡嘉島町大字井寺250-9
    販売元同上
    問い合わせ方法メールフォーム、電話
    TEL:0466-47-9630(平日9:00〜18:00)

    テキストコンテンツアイコン HVLSファン(大型シーリングファン)について

    ここからは、HVLSファン(大型シーリングファン)を導入するメリットや価格相場、実際に選ぶ際に注意したいポイントなどについて詳しく解説していきます。ぜひチェックしてみてください。

    HVLSファン(大型シーリングファン)の特徴のうち魅力的だと感じるものは何ですか?」Webアンケートで調査!

    日本ではまだあまり知られていない印象のあるHVLSファン(大型シーリングファン)ですが、世間一般の人々はHVLSファンのどのような点に魅力を感じるのでしょうか?当サイトではWebアンケートを実施し調査してみました。

    HVLSファン(大型シーリングファン)の特徴のうち魅力的だと感じるものは何ですか?(複数選択可)

    第1位は「冷暖房効率をアップ」できる点でした。家庭内でもエアコンとあわせてサーキュレーターを使用し効率的に冷風・温風を循環させるように、工場や倉庫などの広い空間においても、HVLSファンを使うことで空気を循環させることが可能です。

    電気代はここ数年高騰が続いているにもかかわらず、夏の暑さは年々厳しくなっている中で、冷暖房効率を上げることでエネルギーコストを抑えられるという点が最も魅力的だと捉えられるのは納得の結果です。

    第2位は「静かな運転」でした。HVLSファンは大きな羽がダイナミックに回るさまが印象的ですが、実は驚くほど静かです。

    工場の空調によく使用される工場扇やスポットクーラーなどは音が気になるというデメリットがある一方で、HVLSファンは静かなものだと40dBAほどの音で運転できる製品があります。40dBAという数値は図書館や閑静な住宅街と同じくらいとされているので、どれほど静かか想像できることでしょう。

    HVLSファンを設置する場所での作業を邪魔することなく快適さをアップさせられるため、労働環境の改善や生産性の向上に大いに役立ちそうです。

    第3位は「省エネで地球に優しい」という点でした。経営者目線や労働者・施設利用者からの目線からメリットがあるだけでなく、環境に優しいという点もHVLSのファンの大きな魅力のひとつ。

    HVLSファンはエアコンの設置されている場所で活躍するのはもちろん、エアコンのない場所であっても、室内の温度や湿度を均一にすることで快適な空気環境を整えることが可能です。

    いずれにせよ少ない電力で稼働できるため、CO2の排出量を減らすことに役立ちます。

    アンケートの結果は以上です。続いて、HVLSのファン導入のメリットについて、より詳しく解説していきます。

    HVLSファンの導入で得られる効果は?導入のメリットを解説

    HVLSファンの導入で得られる効果は?導入のメリットを解説

    HVLSファンを導入することで、どのような効果が得られるのでしょうか。ここでは、導入するメリットについて詳しく解説します。

    暑熱対策・熱中症対策

    HVLSファンは、暑熱対策や熱中症対策に大きな効果を発揮してくれる空調設備です。大風量で空気を撹拌・循環させるので、広い空間で生じやすい温度差を均一にし、室内のどこにいても同じような快適さで過ごせるようになります。

    昨今では夏場の気温が上昇しており、室内にいても熱中症のリスクは非常に高くなっています。HVLSファンを導入すれば、工場や倉庫で働く従業員や、大型商業施設やレジャー施設などの施設利用者の快適性や安全性を高めることができ、満足度を高めることにもつながります。

    暑さが充満しやすい場所では、今後も暑熱対策や熱中症対策は必須となるので、その場所にいる人の健康面のリスクに配慮したHVLSファンの導入はおすすめです。

    空調を効率化しエネルギーコスト削減

    大量の空気を大きな羽で循環させるHVLSファンは、空調を効率化させるためエネルギーコストの削減にもつながります。空気が効率的に部屋の隅々まで届くので、夏場はエアコンの設定温度を挙げても快適に過ごすことができるでしょう。

    もちろん冬場の暖房との併用でも高い効果を発揮してくれるので、年間を通じて冷暖房にかかる費用を大幅に抑えることができます。そして省エネであるメリットは、ランニングコストを抑えることだけではありません。

    エアコンなどの設置台数を減らし使用電力を減らすことができれば、地球温暖化に関係しているとされるCO2の排出量を抑えられるため、地球にも優しい空調設備であるといえるでしょう。コストのこと、そして地球のことも考えれば、HVLSファンを導入するのが非常におすすめです。

    結露・カビ・サビ対策

    室内の空気を循環させるということは、湿気が同じ場所に留まることを防げるということにもなります。これにより、結露やカビ、サビなどの予防としても、大きな効果を発揮してくれるでしょう。

    結露が発生すると梱包材が変形や破損をしてしまい、それが荷崩れ・カビなどにつながる可能性も高いです。カビやサビは保管されている資材そのものの品質も大きく下げ、最悪の場合廃棄処分が必要となって毎年少なくない額の損失に悩まされている企業もあるようです。

    カビに関しては、従業員や施設利用者の健康に悪影響を及ぼす可能性も考えられます。

    除湿機などの導入で湿度を下げるという対策も考えられますが、空気の循環を生むHVLSファンもあわせて導入を検討することで、より効率的に湿度を下げることができるでしょう。

    経営の観点、また従業員や施設利用者の健康を守る観点から、HVLSファンを導入してみてはいかがでしょうか。

    POINT

    HVLSファンは熱中症対策や結露・カビ・サビ対策に役立つ

    エネルギーコストだけでなく環境負荷も低減できる

    HVLSファン(大型シーリングファン)の価格はどのくらい?

    HVLSファン(大型シーリングファン)の価格はどのくらい?

    HVLSファンを導入するうえで気になるポイントとして、導入にかかる費用のことが挙げられます。ここでは、HVLSファンの価格相場や助成金についてなど、お金に関する情報をご紹介します。

    おおよその価格

    HVLSファンの価格は、メーカーや大きさなどによってさまざまですが、150万円~400万円の価格帯で販売されているものが多いです。ただし設置には別途工事費用が数十万円程度かかる見込みです。工事費も含めたうえで予算内に収まるかどうかを確認してみてください。

    価格を決める要素

    HVLSファンの価格を決める要素として、羽やパイプの長さなどの「製品仕様」、消費電力や風量などの「スペック」、取り付ける天井の高さや数といった「設置環境」や「耐用年数」「生産元(原産国)」が挙げられます。

    HVLSファンは基本的に羽の長さや吊り下げ部分の長さによって重量と価格が変動し、スペックや性能が高いものは比較的価格が高めになります。設置環境は工事費に影響する部分で、高い天井等の場合は別途足場設置費用や追加の人件費などがかかるため、工事費が高くなる傾向にあります。

    中小企業必見!HVLSファン導入に使える助成金について

    HVLSファンの購入時に知っておきたいのが、助成金などの制度です。中小企業や小規模事業者がHVLSファンを導入する場合「業務改善助成金」という助成制度を利用できます。

    業務改善助成金は、中小企業や小規模事業者を対象とした制度で、生産性の向上につながる設備投資などを行った場合や、一定額以上の事業場内最低賃金の引き上げを行った場合に、その費用の一部を助成してもらえる制度です。

    助成される金額は、生産性向上に資する設備投資等にかかった費用に一定の助成率をかけた金額と助成上限額とを比較し、いずれか安い方の金額となります。

    対象となる設備や製品は業種ごとに異なるため、詳しくは厚生労働省のリーフレットを確認するか、業務改善助成金のコールセンターに問い合わせてみてください。

    中小企業経営強化税制度で即時償却も可能

    大型の設備などを導入した場合、数年間にわたって経費として計上していく方法を「減価償却」といいます。そしてそのやりかたのひとつとして、本来であれば数年かけて経費計上するものを、初年度ですべて計上する「即時償却」という方法があります。

    即時償却は早めに節税効果を得られるというメリットがあります。そして、即時償却を行うために利用できるのが「中小企業経営強化税制度」です。

    これは中小企業が設備投資をする場合の税制上の優遇措置です。中小企業経営強化法の認定を受けた「経営力向上計画」に基づいて対象設備を導入すると、即時償却もしくは取得価額の10%税額控除を受けられます。

    詳しくは中小企業税制サポートセンターや中小企業庁事業環境部企画課にお問い合わせください。

    関連記事(合わせて読みたい記事はこちら)

    中小企業経営強化税制・即時償却について解説

    POINT

    価格を決める要素は複数あるので、まずはメーカーに問い合わせてみるのがおすすめ

    助成金や税制上の優遇措置などを活用してHVLSファンを導入しよう

    HVLSファンの選び方|4つのポイントを解説

    HVLSファンの選び方|4つのポイントを解説

    HVLSファンはさまざまなメーカーや販売代理店から発売されているため、どの製品を選べばいいのかわからないと感じている方もいるのではないでしょうか。そんな方のために、ここではHVLSファンを選ぶ際に覚えておくべき4つのポイントをご紹介します。

    建物への負担や設置コストを左右するのは総重量

    建物への負担や設置コストを低減するためには、まず総重量をチェックしましょう。たとえば200kg近くある製品は建物への負担が大きくなってしまい、短期間で建物の性能などを低下させてしまう可能性があります。また建物の構造によっては重さに耐えられず設置が難しいケースもあるでしょう。

    そして重量が大きいものは設置の際に大がかりな足場を組む必要があるため、設置費用が高めになってしまうのです。さらに、製品自体の重さと重心が不安定な構造とが相まってネジが緩みやすくなってしまうことから、定期的なメンテナンスが必要になり、その分コストがかかってしまいます。

    これらの問題を解消するためには、軽量な構造になっているHVLSファンを選ぶのがおすすめです。軽量であれば、テント倉庫などの軽量な構造の倉庫にも設置ができます。また、設置時は高所作業車で作業できるため、費用を抑えられるだけでなく、安全に設置ができるというのも魅力です。

    地震のことも考慮した安全設計

    HVLSファンは建物の天井に取り付けるため「万が一の地震でも安全な設計がされているかどうか」も選ぶうえで重要なポイントといえるでしょう。地震のない国・地震少ない国で設計・製造され輸入されたものは、地震への配慮が不十分な可能性もあるので注意が必要です。

    その点、地震についての知識や経験がある日本で設計・製造されているHVLSファンは安全に配慮されているといえるでしょう。従業員や施設利用者のことはもちろん、施設内の資材等を守るためにも安全な性能のものを選びましょう。

    設置環境に合わせられる施工の柔軟さ

    HVLSファンを設置するにはさまざまな条件があり、どこにでも設置できるとは限りません。床や壁からの距離、照明・クレーンなど天井の障害物からの距離も考慮したうえで設置する必要があります。

    万が一製品の条件に環境が合わない場合や施工の柔軟性が低い場合、購入しても設置することができないなどのトラブルに発展してしまうこともあります。こういった事態を防ぐために、設置できる環境や施工時の対応なども踏まえて製品やメーカー・販売代理店を選ぶようにしましょう。

    なかでも、機器の取り付けについて豊富な実績や高い技術を持っているメーカーであれば、設置環境に合わせた柔軟な対応をしてくれる可能性が高いです。対応できる範囲はメーカーごとに異なるので、気になるHVLSファンがあれば、まずは問い合わせてみてください。

    万が一のトラブルに迅速に対応できるのは国内メーカー

    設置後はさまざまな理由からトラブルが発生してしまう可能性もゼロではありません。HVLSファンはアメリカ発祥ということもあり、海外から輸入した製品を日本の会社が販売しているケースも多くあります。しかし、何か問題が発生した際に迅速に対応できるという点においては、国内メーカーが優れているといえるでしょう。

    海外製品の場合は問い合わせへの返答から時間がかかってしまうこともあり、修理などの対応も数か月先になってしまうケースもあります。購入前にはトラブル発生時の対応をよく確認するようにしましょう。

    POINT

    コストだけでなく安全性や耐震性にも配慮されたHVLSファンを選ぶのがおすすめ

    国内メーカーのHVLSファンならトラブルの際の対応も迅速で安心

    【暑さ対策】HVLSファン以外の空調機器と比較

    【暑さ対策】HVLSファン以外の空調機器と比較

    暑さ対策にはHVLSファンのほかに、さまざまな方法があります。ここでは、HVLSファンとそれ以外の空調機器を比較し、効果などの面でどのような差があるかを解説します。

    工場扇

    工場扇はどこにでも簡単に設置でき、移動も楽にできることがメリットです。またランニングコストが安いため、導入しやすいという特徴もあります。しかしその一方で、送風の範囲が狭く気温や湿度が高いと温風を感じてしまうなどもデメリットもあります。

    その点HVLSファンは、室内全体に空気を循環させることができるので、効果が限定的な工場扇に比べて空気環境を保ちやすいでしょう。導入費用は高めとなりますが、電力は抑えられるので長期的に見ると工場扇よりもメリットは大きいといえます。

    業務用エアコン

    業務用エアコンの最大のメリットは、直接冷風や温風で室温を調整できることです。冷房と暖房のどちらも使えるので、一年中稼働できるというのも魅力です。ただし電気代が高く、CO2の排出量も多いためコスト面や環境面でのデメリットが大きいでしょう。また足元だけ冷えてしまうなどの問題も起きやすく、設置や稼働が難しいものでもあります。

    HVLSファンは空気の温度を直接コントロールすることはできませんが、大量の空気を循環して室内の環境を一定に保ってくれます。また電気代もエアコンに比べて大幅に安く、それにより環境への負担も軽減することができます。

    スポットクーラー

    スポットクーラーはエアコン同様、空気を冷やす設備ですが、エアコンの設置が難しい場所にも簡単に設置できるという魅力があります。

    ただし吸気や排気設備がない場合、排熱で室温が上昇してしまったり、音が大きかったり、また電気代が高いなどのデメリットも存在します。そして冷やせるのはあくまでもスポットなので、部屋全体の空調を整えるのは難しいでしょう。

    HVLSファンは排熱しないため、それ自体が室温を上げることはありません。またスポット的でなく部屋全体の空気を均一にし、快適な空気環境を整えてくれます。

    気化式冷風機

    気化式冷風機はスポットクーラーに比べて電気代を大幅に抑えることができ、スポットクーラーよりも風を遠くまで行き届かせることができます。ただし湿気が生じてしまい、水の補給も必要なため環境によっては適さないこともあるでしょう。

    対してHVLSファンは日常的なお手入れは不要です。湿度調整にも役立つため、結露やカビ、サビといったトラブルに悩まされている場所にも適しています。

    関連記事(合わせて読みたい記事はこちら)

    気化式冷風機のメリットとデメリットを解説

    ミストシャワー

    ミストシャワーは適度なミストで体温を直接下げる効果があり、電気代も安めです。好きな場所に設置でき、持ち運びもしやすいため導入しやすい空調設備といえるでしょう。ただし水分が発生するので機械や工具、木製品、紙製品、鉄製品などのある場所では使うことができません。

    その点HVLSファンは、どのような場所にも導入することができ、電気代も抑えることができます。天井に設置するには工事が必要ですが、1度設置してしまえば安定的に稼働できるので、メリットが大きいといえるでしょう。

    POINT

    HVLSファンは他の空調機器と比べても消費電力が少なめ

    HVLSファンはさまざまな空調機器の課題を解消できる

    HVLSファンはどこで導入されている?HVLSファンと相性の良い設置場所

    HVLSファンはどこで導入されている?HVLSファンと相性の良い設置場所

    日本ではまだまだ空調設備として認知度の低いHVLSファンですが、実はHVLSファンが活躍できる場面は日常の中に多くあります。ここでは、HVLSファンとの相性がよい設置場所についてご紹介します。

    工場や倉庫

    HVLSファンは大量の空気を循環させるため、広い空間の工場や倉庫で大きな効果を発揮します。工場や倉庫では、その広さゆえ、エアコンなどの空調設備が整っていたとしても、空気の循環が悪ければ場所ごとに温度差が生まれてしまうことがあります。

    特に熱が発生しやすい機械などを導入している現場では、夏場は場所によって熱中症の危険があるほど高温になってしまうこともあり、暑熱対策・熱中症対策は欠かせません。HVLSファンの導入で室内の空気が均一に混ざるようになれば、労働環境が改善され作業効率のアップも期待できるでしょう。

    また少ない電力で稼働できるHVLSファンを導入すればエネルギーコストも削減できるため、経営者側のメリットも大きいといえます。温度や湿度を一定に保つことで、品質管理にも役立ちます。

    避難所

    HVLSファンは避難所でも役立ちます。避難所では大勢がひとつの空間に集まり、空気の流れが滞りやすく快適さが失われてしまうこともあります。HVLSファンで換気を促すことで、感染症対策にもなります。

    メーカーによっては避難所でも活用できるよう災害用組み立て式のファンを開発・販売しており、家庭用コンセントで使用可能なHVLSファンもあります。HVLSファンは少ない電力で大量の送風ができるため、避難所という電力の使用が限られている場所に適しているのです。

    地震や台風などの影響で避難所を利用する機会が増えている昨今、避難している人々のストレスを緩和するための製品の需要はより高まっていくはずです。HVLSファンは今後、避難所に必須のアイテムとなる可能性があるともいえるでしょう。

    体育館・プール

    体育館やプールなど、スポーツを行う施設にもHVLSファンは最適です。特に体育館はスポーツだけでなく、さまざまな行事や地域のイベントなどに活用されることも多く、災害時には避難所としても利用されます。このように多くの人々の出入りがある場所では、換気を効率的に行う必要があります。

    体育館の多くは風通しが悪く熱気がこもりやすい構造であることから、夏場は暑く冬場は寒いことも珍しくありません。エアコンが設置されていない場所も多いため、夏は熱中症のリスクが高まります。

    エアコンの設置がない場所でも、HVLSファンなら効率よく空気を循環し、室内の温度を快適に保つことができます。

    イベント会場・ショッピングモール

    イベント会場やショッピングモールには大勢の人が訪れます。大規模なイベントでは一気に人が押し寄せるため、特に熱気や湿気がこもりやすく、換気のための設備が欠かせません。

    またショッピングモールは複数階が吹抜けになっていることが多く、熱気と冷気が特に分かれやすい構造であるといえます。

    大風量で空気をかきまぜつつも静かな運転が可能なHVLSファンであれば、イベントやショッピングの邪魔になることなく空気環境を整えられます。

    牛舎などの畜舎

    実はHVLSファンは、もともと家畜のためにアメリカで開発された空調設備です。そのため日本でも今後、牛舎などの畜舎での使用が普及していく可能性はあります。

    畜舎は広く低層であることから、空気や臭いがこもりやすく、夏の暑さ・冬の寒さが厳しくなりやすい環境です。また牛は熱暑ストレスが原因で産乳量が低下してしまうことはよく知られており、畜産に大きなダメージを与えてしまうことがあります。

    畜舎のような屋外に近い環境では、エアコンなど多くの電力を消費する空調設備は導入しづらいところですが、HVLSファンであれば少ない電力で済みます。湿気も防げるため、カビやサビの防止にも役立ちます。

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    POINT

    HVLSファンは工場や倉庫だけでなくさまざまな設備との相性が良い

    HVLSファンは日本での認知度はまだ低いが、今後の活躍に期待できる

    HVLSファン導入で誰もが快適に過ごせる環境を作ろう!

    より快適で安心な空気環境にするためには、性能のよい空調設備が必須です。それには、部屋中の空気を循環して室内の温度や湿度を一定に保つことができるHVLSファンがおすすめです。多くのメーカーから開発・販売されているHVLSファンですが、自社の活用方法や設置場所に合わせたものを選び、誰もが快適に過ごせる環境を整えましょう。

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    THE FIRST FAN(西田技巧)のpr紹介文のメイン画像 https://thefirstfan.jp/

    次世代の空調機器である「HVLSファン」

    電気代の高騰や夏場の熱中症対策など、工場や倉庫内の空調には課題が山積みです。HVLSファン(大型シーリングファン)を使えば、少ない電力で空気環境を整えることが可能です。ここでは自社の結露対策のためにHVLSファンを独自に開発した西田技巧についてご紹介します。

    完全国産のHVLSファンを製造! 西田技巧についてチェック

    faqアイコンHVLSファン(大型シーリングファン)について、よくある質問

    • Q どのくらいの広さの空間に使用できますか?
      A 製品の大きさによって異なりますが、一般的に1台で1,000〜2,000㎡ほどの広さの空間に対応できます。
    • Q 電気代はどのくらいかかりますか?
      A 製品によって多少異なりますが、1500Wほどで運転可能です。ヘアドドライヤーと同じくらいの消費電力で工場用扇風機50台分もの風量を送ることができ、空調電力の大幅な節約に役立ちます。
    • Q 冷房設備のない場所に設置しても効果はありますか?
      A 大型シーリングファンで感じられる体感温度は約-5℃です。そのため室内全体が体温より高くなるような環境においては、エアコンとの併用が必要となる場合があります。

    tableアイコンおすすめのHVLSファン(大型シーリングファン)比較表

    イメージ引用元:https://thefirstfan.jp/引用元:https://www.bigassfansjapan.com/引用元:https://smile-fans.jp/引用元:https://www.jaroc.com/products/environment/fan引用元:https://www.preceed.co.jp/sdfan/
    製品名(会社名)THE FIRST FAN(西田技巧)ビッグアスファン(豊田通商)スマイルファン(五常)リボリューションファン(ジャロック)SD-FAN(プレシード)
    特徴国産ならではの高い耐震性・安全性。工場扇50台分の風量を3台分の消費電力で実現!米国発北米ナンバーワンシェア製品を豊田通商が輸入総代理店として日本に導入消費電力は初代から30%削減達成!最新モデルは超薄型EVモーターを採用アメリカで50年以上産業メーカーとして実績のあるライトハイト社が手掛ける老舗日本メーカーの技術力とエレクトロニクス大国台湾の製品力とを兼ね備える
    性能データ・体感温度4℃減(夏期)
    ・空調電力12%以上節約
    ・湿度6%減
    ・40dBA台の静音性(ファン直下6mの場合)
    ・上下空間の温度ムラを最大11℃から3℃まで縮小
    ・快適温度までのアイドルタイムを最大180分から45分に短縮
    ・ドライヤー1台の電力で扇風機60台分の風量
    ・3500m3の空気を5分で入れ替え
    ・20m離れた作業者にも風が届く
    ・暖房費を最大30%カット
    ・1台で2000m2の空間をカバー
    ・通常運転時騒音40dB以下
    ・1300m2に風を届ける
    重さ約127〜133kg
    ※羽の長さ、吊り下げ距離によって変動
    111〜157kg(Powerfoil X4 Plus)135〜210kg
    ※ファン直径7.3mの場合
    136kg
    ※7mタイプの場合
    58〜71kg
    羽の素材アルミ合金 A5052不明アルミ記載なしアルミ合金
    安全性・震度7相当の揺れでも緩まないスマートハイパーロードナットを採用
    ・重心がぶれず安定稼働が可能な特許技術
    ・電気系統を制御盤内に設置。有事の際、地上でメンテナンスが可能
    ・エレベーターで採用されている日本メーカーのモーターとインバーターを使用
    不明耐用年数15年とされるエレベーターメーカーの製品を採用記載なし・本体を吊り下げるブラケットに軽量特殊素材
    ・放熱性に優れたヒートシンク
    メンテナンス・保証・1~2年に1度のメンテナンス推奨
    ・羽部分は永年保証
    ・モーターの寿命40,000時間、インバーターの寿命10年
    ・窒素・合成オイルを密閉充填したギアボックスは定期メンテナンスが不要・メンテナンスフリー
    ・保証:モーター6年、インバーター3年、ブレード10年
    ※シーリングタイプ スマイルファン3EVの場合
    ・年間保守点検(安全定期診断)・原則メンテナンスフリー(3年に1度のメンテナンス推奨)
    ・保証:モーター20年、コントローラー・制御部品10年、ブレード10年
    カスタマイズ、施工・建物や設置環境に合わせてオーダーメイドで取り付け
    ・羽の長さを6mまで選択可能
    ・吊り下げ最短距離:175mm
    不明自社の工事部隊による施工が可能。注文確定から最短1週間で納品可能。
    吊り下げ最短距離:350mm
    上下場外物:300mm以上
    羽下-地面高:3m以上20m以下
    設置希望場所に梁が無い場合でも梁を造作工事し設置可能床から羽まで3m以上推奨
    製造元株式会社西田技巧
    岐阜県美濃加茂市あじさいヶ丘1-5
    Big Ass Fans Company(ビッグアスファンカンパニー)
    アメリカ合衆国ケンタッキー州レキシントン市
    株式会社五常
    千葉県千葉市若葉区高根町1128-4
    米国ライトハイト社株式会社プレシード
    熊本県上益城郡嘉島町大字井寺250-9
    販売元同上豊田通商株式会社、豊通ファシリティーズ株式会社同上株式会社ジャロック
    東京都中野区中央2-59-18 ジャロックビル
    同上
    問い合わせ方法メールフォーム、電話、FAX
    TEL:0574-28-7507(平日9:00〜17:00)
    メールフォーム、電話
    TEL:052-777-5768(土日祝・年末年始休業)
    メールフォーム、電話、FAX
    TEL:043-228-3335(平日9:00〜16:50)
    メールフォーム、電話
    TEL:0120-70-3810(平日9:00〜18:00)
    メールフォーム、電話
    TEL:0466-47-9630(平日9:00〜18:00)
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    投稿一覧アイコン【その他】おすすめのHVLSファン(大型シーリングファン)一覧

    • eneFAN EURUSシリーズ
    • SKYXIA(スカイシア)
    • ハンターシーリングファン(有限会社SSK)
    • フォルテシモファン(OTファテック株式会社)
    • NATURE-FANSⅡ
    • BladeTec Fans
    • GOLD WIND
    • KALE FANS(ケールファン)
    • RT・FANS
    • エミアスファン
    • マクロエア(Macro Air)

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