性能データ | Air Volution-D370 最大カバー面積:130m² 騒音レベル 45㏈A 1台で扇風機50台分の風量 |
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製造元 | MacroAir Fans 794 South Allen Street San Bernardino、CA、92408、US |
販売元 | オーウイル株式会社 東京都港区北青山一丁目2番3号 青山ビル12階 |
問い合わせ方法 | メールフォーム、電話 TEL:03-5772-4456 |
マクロエア(Macro Air)は高温多湿な日本の室内環境を快適に保つHVLSファンです。日本を含む世界30か国で導入されており、倉庫や商業施設などのさまざまな施設に設置されています。今回は、マクロエアの特長や魅力について詳しく解説するため、HVLSファン導入を検討している人はぜひ参考にしてください。
マクロエアを導入するメリット
マクロエアは、高温多湿の牛舎環境を改善し、乳牛のストレスを減らすことを目的として開発されたHVLSファンです。開発者はNASAで培った知識・スキルを活かして大量の空気を少ないエネルギーで大きく動かす仕組みを生み出し、牛舎環境の改善に成功しました。
現在では牛舎以外にもさまざまな場所で活用されており、世界30か国以上で累計5万台ものファンが導入されています。ここでは、マクロエアを導入するメリットについて詳しく解説します。
暑熱対策
汗をかいた肌に風が当たると、気化熱によって体温を下げることが可能です。マクロエアを利用すれば広い範囲に心地よい風が行き渡り、体感温度で5℃ほどの体温低下を感じられます。
湿度対策
マクロエアは湿度対策にも役立ちます。気流がない空間では湿気を多く含む重い空気が下に溜まるため、段ボールを置いていると胴膨れしたり、床材にかびが生えたりしやすいのが通常です。
しかし、マクロエアを使用すれば気流の流れに乗って室内の空気がゆっくりと撹拌されるため、湿気を含む重い空気の滞留を防いで空間内の湿度を一定に保ちます。
換気
換気は部屋の空気を循環させるためにはもちろん、感染症対策としても重要な要素です。厚生労働省では、1人あたりの推奨換気量を毎時30立方メートルと定めています。
マクロエアを利用すれば、開放口からの空気の押し出しにより広い空間であっても短時間でかんたんに空気を入れ替えられます。マクロエアの最大風量を利用すれば換気量は毎時58万6,800立方メートルとなり、厚生労働省が推奨する基準の約2万倍の換気が可能です。
エネルギーコスト削減
マクロエアを導入することで空調から出る冷気・暖気を効率的に循環させられるため、エネルギーコストの削減にもつながります。たとえば、夏場は空調からの冷気を撹拌して空間内で循環させられるため、高めの設定温度でも素早く室内を冷却させられます。
また、循環している風が肌にあたることで体感温度も下がるため、普段よりも2〜3度高めの設定温度でも十分に冷却効果を感じることが可能です。
さらに、冬場は空調からの暖気が天井付近で滞留するため、地上では温かさを感じにくいのが通常です。しかし、マクロエアを逆回転で運転することによって天井に滞留している暖気を循環させ、空間全体を均一に暖められます。
省スペース化
マクロエアは1台で扇風機50台分の風量があります。ファンを複数設置する必要がなく、マクロエア1台で十分な風量を得られるのが魅力です。また、天井に設置して使用するため床面に設置スペースを設ける必要がなく、場所を取らないのもメリットのひとつです。
マクロエアの特長を紹介
マクロエアにはさまざまな導入メリットがありますが、機能面以外にも魅力的な特長が複数あります。ここでは、マクロエアの特長について詳しく解説します。
デザイン性が高い
マクロエアは、シンプル・スタイリッシュで美観を損ねないデザインが大きな魅力です。カラーリングは全200色と非常に豊富であり、どのような空間・建物でもマッチするカラーが見つかります。実際に商業施設はもちろん、店舗やスポーツジム、学校にも導入されています。
即納対応が可能
マクロエアでは、お客さんからの注文に迅速に応えるため、日本国内にも在庫を確保しているのが特長です。そのため、マクロエアのどの機種であっても最短2週間での即納対応が可能です。さらに、故障などのトラブルにもすぐに対応できるよう、日本国内でもサポート体制を整えています。
安全性に優れている
マクロエアは落下防止ワイヤーと防振ワイヤーにより構造体に固定されているため、落下事故のリスクを防止できます。さらに、羽根部分もボルト止めされていることから、抜け落ちる心配もありません。
運転パターンが豊富
正回転・逆回転の設定はもちろん、回転速度を20段階で設定できます。回転速度を変更することで風量を調節できるため、利用シーンにあった使い方が可能です。
気流シミュレーションが可能
マクロエアを導入する際は、想定する設置場所にマクロエアを導入した場合にどのような風の流れが起きるかを3Dモデリングにてシミュレーションできます。気流シミュレーションによって最適な機種や設置場所が明確になるため、ミスマッチを防いで導入することが可能です。
メンテナンスフリーで安心
マクロエアは業界トップクラスの10年保証が用意されているため、安心して使用できます。保証には電気制御部分を含めた製品一式が含まれます。
まとめ
今回は、マクロエアの特長や魅力について詳しく解説しました。マクロエアは多様なシーンで活用されているHVLSファンであり、暑熱対策・湿度対策・換気・エネルギーコスト削減・省スペース化などのさまざまな導入メリットがあります。室内の温度や湿度を快適に保つのはもちろん、空調から出る冷気・暖気を室内に行き渡らせることで、最小限のエネルギーで室内を適温に保つことが可能です。また、機能性の高さだけでなくデザイン性や安全性にも優れており、導入前の気流シミュレーションによってミスマッチを防げる点も魅力です。さらに、手厚い10年保証で万が一のトラブル時にも安心できます。HVLSファンの導入を検討している人は、今回の記事をぜひ参考にしてみてください。